今回は2歳前後から始まる子供の「イヤイヤ期」について調査しました!
なぜイヤイヤ期というものがあるのか、そしてそれはいつ終わるのか。
現在すでにイヤイヤ期の真っ最中で、途方に暮れているパパ・ママもいるでしょう。
そんな親御さんに向けて先輩ママからイヤイヤ期の乗り越え方や体験談などもたくさんご紹介します!
では最後までご覧ください!
前回の記事はこちらからどうぞ!
親を悩ますイヤイヤ期とは?
そもそも「イヤイヤ期」とはどんなものなの?
イヤイヤ期とは子供が2歳前後になると自我が芽生え始め、身の回りの環境に対して興味関心・意欲が生まれます。
そのためなんでも自分でやってみたい!と子供は思うのですが、まだ2歳前後。
自分の力のみで出来ることは限られてしまいます。
そのため「自分でしたいのに思うようにできない!嫌だ!」と子供の中で葛藤があります。
子供が成長している証なので、親としては見守ってあげたいですが実際はそうもいきません。
時間もかかりますし、もちろん失敗もします。子供が上手くできずにイライラすると親もイライラしてしまいます。
それならばどうするのが正解なのでしょうか?
イヤイヤ期中の接し方
イヤイヤ期になった子供にどうやって接してあげればよいのか、またどのように手助けしてあげるべきか悩みますよね。
親としても早くイヤイヤ期は脱出してほしいものです・・。
そこで「イヤイヤ期の接し方」を紹介しますね!
①否定せず受け入れてあげる
例えば子供が自分で靴を履きたいのに上手くできなくて泣いて怒ってる場合、「まだ自分でできないでしょ」と否定するのではなく、共感してあげましょう。
「靴が上手く入らないんだね、分かるよ!大丈夫だからね!」と優しく声をかけてあげましょう。
それでも子供は泣いて怒るかもしれませんが、親に否定されるより全然良いです。
履きやすい靴があれば自然に「こっちの靴にしてみない?」と提案してあげるのもいいですね!
親に共感してもらえると子供もイライラがおさまる!
②自分でやることを優先させてあげる
子供が上手く靴を履けない場合、時間があるときは「こうすれば履きやすいかもしれないよ」と教えてあげて自分で出来るように手助けをしてあげましょう。
もし時間がなく急いでいる場合は叱らずに「ママここから出来ないから〇〇がやってくれる?」と最後のかかとを入れるところまで手助けをして最後だけ自分でさせてあげましょう。
最終的に自分で出来た!という達成感で子供は自信をつけることができます!
パパやママがやってあげると早いので時間にも余裕は出来ますが、子供がやりたがっているのに先回りして全てやってしまうと子供は自立心を失います。
なので出来る限り自分の力で頑張らせてあげてくださいね。
そして最終的に自分で出来たらしっかりと褒めてあげてください。
③子供に分かりやすいルールを作る
公園で遊んでいるときに「もう帰ろうか」と子供に声をかけても「嫌だ!まだ遊びたい!」と言って中々帰れないという経験はありませんか?
そんな時、子供にどんな言葉をかけていますか?
「あともう少しだけね!」「早く帰ってご飯作らないと!」なんて言葉をかけたことはありませんか?
大人になるとその言葉の意味は分かりますが、相手はまだ子供です。
ですので「あと少し」や「早く帰らないと」という言葉はよく分かっていません。
そんな時は子供に分かりやすく「それじゃあの長い針が6のところにきたら帰ろうね」や「一緒にこの歌を歌って歌い終わったら帰ろう!」など子供に分かりやすい方法で伝えてあげましょう。
初めは言うことを聞いてくれないかもしれませんが、続けていくときちんと守ってくれるようになりますよ!
イヤイヤ期にしてはいけない対応
子供のイヤイヤ期は正直、親はしんどくて辛いです。
泣き止まないし、どうしてほしいのかも分からない。時間がない時に限って自分でやりたがるし言うことも聞かない。
親も人間ですからもちろんイライラしてしまうこともあります。
ですがこれから紹介する対応をしてしまうと、将来子供との関係や子供自身にも関わってくる可能性があるので注意が必要です。
①初めから「ダメ」と否定する
子供が自分で何かしたいと訴えてきた時に、初めから頭ごなしに「ダメ」と否定してはいけません。
時間がないときは仕方ありません。ですが言葉を選んで接することを心掛けましょう。
「今はちょっとママ急いでるから帰ってきたら頑張ってみようか」と理由もしっかり伝えましょう。
そして子供が危険な遊びや間違ったことをしている場合も「ダメ!」と怒るのではなく、理由を添えて注意しましょう。
理由も分からず叱るだけだと、子供はなぜ叱られたのかもわからず「良いこと・悪いこと」が分からなくなります。
ですので「ここに立つと落ちたら頭を打つから危ないよ」「人に怪我させてしまうからダメだよ」など子供でも理解しやすい言葉で理由を説明してあげてください。
②交換条件を出す
子供が公園から帰りたくないと言った時「お菓子買って帰ろう」や「帰ってYouTubeを見よう」など子供に交換条件を出していませんか?
気持ちは分かります。私も親なのですごく分かるんですが、これは本当にやめた方がいいです。
なぜなら「ワガママを言えばお菓子を買ってもらえる」と子供が思うからです。
子供は大人が思っているよりも賢いので、これを続けてしまうと小学校中学校になっても交換条件がないと言うことを聞いてくれなくなります。
なので、現在上記のように交換条件を付けてイヤイヤ期を乗り越えようとしている方は注意してください。
③子供から距離をとる
「言うこと聞かないならもうママ知らないよ!置いて帰るからね!」など公園や大型ショッピングモールなどでイヤイヤ期の子供と戦っているママをよく見かけます。
実は私も子供がイヤイヤ期時代によく使っていた言葉です。
ちょっと離れたところで子供の様子を見て、子供が泣いて走ってくるのを見て「私の気持ちを理解してくれた」と思っていました。
しかしそれは子供を寂しく不安にさせていただけのようです。
2歳の子供はまだ赤ちゃんも同然。身長も小さく中には人見知りの子もいるでしょう。
キョロキョロ辺りを見渡すと、自分の親じゃない大きな大人がたくさんいる中で一人ぼっちにされるのは怖いですよね。
「ママー」と泣いて走ってくるのは理解したわけでもワガママを言ったことを反省したわけでもなく、怖く不安になっているからです。
どれだけ子供の泣き声やワガママに腹が立っていても、その場を離れず側でじっと待ってあげましょう。
イヤイヤ期はいつ終わる?
イヤイヤ期は基本2歳前後から始まる子が多いですが、早い子だと1歳過ぎから始まる子もいます。
終わりの見えない子供の「イヤイヤ」で親も辛くなってしまいますが、大丈夫です。終わりはきます!
イヤイヤ期の終わりは平均4歳~5歳だそうで、始まりが早い子は終わりも早い傾向があります。
早ければ1年間ほど。長ければ3年ほどですが慣れてしまえばそこまで長いような気はしないと思います。
私の息子(現在10歳)もかなりのイヤイヤ期時代を過ごしていましたが、最初こそ辛かったものの息子の「イヤ!」も慣れて「だよね~」という感じで流していました。
今思えばそこまで深く考えていなかったのかも!!
すでに子供がイヤイヤ期真っ最中の親御さんやちょっとイヤイヤ期の兆しが見えかけている親御さんがいると思いますが一時的なものだと割り切ってしまいましょう!
子供の大きな成長の1つだと思えば、きっと乗り越えられます。
【体験談】イヤイヤ期の乗り越え方
では次に先輩ママから聞いた「イヤイヤ期の乗り越え方」の体験談を一つずつ紹介していきましょう!
参考にできるものがあれば早速取り入れてみるといいかもしれませんね。
お風呂嫌いな娘にお風呂グッズで楽しく工夫!
私は娘がいますが、イヤイヤ期で一番大変だったのは「お風呂」です。
ちょうど夏場で汗をかく時期にイヤイヤ期が始まりました。
「汗をかいたままお風呂に入らないでいると体が痒くなっちゃうよ」と声をかけても娘は「入りたくない」と言い泣いて怒っていました。
ですが入らないわけにもいかないので無理に入れていたのですが、私も主人も毎日ヘトヘトでお風呂の時間が恐怖に思うようになっていました。
なんとか娘を機嫌よくお風呂に入れることはできないかと考え、お風呂遊びグッズを100均で揃えたり入浴剤を入れたところ、娘の興味にヒットしたようでその日から「お風呂はまだ?」というように。
もっと早く対策を考えていればよかったと後悔しましたが、娘のイヤイヤ期も超えることができたので如何に子供が楽しく過ごせるかを考えるのが一番乗り越える近道だと思います。
子供を否定せずに肯定してあげる
1歳ちょっと過ぎた、おしゃべりは簡単な単語のみの頃、歩けるようになり公園でもよく遊ぶようになった頃がイヤイヤ絶頂期でした。
一番困ったのは、公園に遊びに行って帰ろうとしても、いつまでも帰らない事です。周りのお友達はみんな帰ってしまっても、いつまでも帰らない。
無理に帰ろうとすると泣き叫ぶ。あれこれ気を紛らわそうとしても、効果なし。外だと人の目もあるし、大変でした。苦労の末に成功した接し方が「うんうん」です。
2歳くらいには、言い聞かせる事もできるようになって、イヤイヤ期卒業できました。「おもちゃ貸して」「ダメ!」に対しても「うんうん」は効果ありました。その時には「ありがとう」が言えるようになりました。
スケジュール管理をし時間にゆとりを持つ
イヤイヤ期は2歳前後から始まりました。一番困った言動は、イヤイヤ期という名前どおり「イヤ!」です。何を言ってもとりあえず「イヤ」で返されました。
また、自分で何でもやりたがり、服も自分で選びたがるので着替えにものすごく時間がかかりました。
接するときのコツは、何をするにもまず反抗してくるので、何事も時間に余裕を持ってスケジューリングするようにしました。
時間が無いと、こちらもすぐイライラして怒ったりしてしまうので、とにかく早め早めを意識して行動し、できるだけゆとりを持って子どもと接するようにしていました。
イヤイヤ期のまとめ
イヤイヤ期についての調べてみましたがいかがでしたでしょうか?
先輩ママの体験談やイヤイヤ期真っ最中の子供への接し方、逆にしてはいけに接し方などご紹介しましたがイヤイヤ期はいつか終わります。
早い子で3歳、遅い子でも5歳には自然にイヤイヤ期を終えているので「あの嵐のような日々はなんだったんだ?」と思える日がきっときます!
それまでパパ・ママは大変だと思いますが、子供の気持ちを優先して可能な限り子供のやりたいことを尊重して自立心を育ててあげてください。
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