今回は「熱性けいれん」についてご紹介しようと思います!
もう早いもので2024年の上半期が終わってしまいますね。
6月とはいえ、まだ朝と晩は冷えるので風邪を引いてしまう子供が多くなっています。
うちの子供たちはもう小学生なので可能性は低いですが、乳幼児~幼児のお子さんをお持ちのママさん。
熱性けいれん
というものをご存じでしょうか?
名前は聞いたことがあるけど詳しく知らないよ!という方にぜひ見ていただきたいです。
この記事では熱性けいれんとはどんなものなのか、その種類や熱性けいれんになった時にしてはいけないことなどご紹介します。
前回の記事はこちらからどうぞ!
【熱性けいれん】の基本情報
まず、熱性けいれんは熱の出始めに突然意識を失い、けいれん発作を起こすことです。
全身の筋肉が強張って自分の意志とは裏腹にガタガタと震え、痙攣が起こってしまいます。
時間は約5分以内に治まることが多いですが、長い時間けいれんが続くようでしたら病院で処方される薬を投与しないといけないので直ちに救急車を呼んで下さい。
熱性けいれんは「けいれん」だけではない。
名前の通りけいれんを起こすものですが実はけいれんがない場合もあります。
その種類は大きく三つに分かれるのでご紹介しますね。
一つ目は眼球上転というものです。いわゆる眼球が上向きになり白目になってしまう場合です。
二つ目は一点凝視です。何もないところをジッと見つめて瞬きがない場合もあります。
三つ目は脱力です。抱きかかえてもだらんと体に力が入らない場合があります。
けいれんに加えて上記に記載したような症状がでる場合もあれば、けいれんがなく上記のなかの一つの症状の場合もあり判断が難しい場合もあります。
なぜ発熱時に熱性けいれんが起こるのか。
熱性けいれんの多くは、熱の出始めに起こることが多く38.5~39度の間に発症するのが最も多いようです。
熱性けいれんを起こす発熱の原因は様々ですが、多くはウイルス感染です。
インフルエンザウイルスやヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)などのウイルス感染により高熱が出ると、熱性けいれんが起こりやすくなります。
熱性けいれん時にしてはいけないこと
熱性けいれんが起こったら身体を抱いたり揺さぶらない
パパもママも我が子がけいれんを起こすとパニックになってしまいますが大声を出したり、抱きかかえたり揺さぶったりしてしまうと吐瀉物が喉に引っ掛かり呼吸ができなくなってしまいます。
なので落ち着いて体を横向きにし、頭をすこし後ろに反らせて気道を確保して呼吸をしやすいようにしてあげてください。
首元が楽になるようにパジャマのボタンも少し外してあげてくださいね。
硬直したときに舌を噛まないようにと口に割り箸や指などを突っ込む人がいますが危険なので絶対にやめてください。誤飲や怪我の原因になります。
熱性けいれんのまとめ
・熱性けいれんは熱の出始めに発症することが多い。
・熱性けいれん発症の原因の多くはウイルス感染。
・5分以上けいれんが続く場合は救急車を呼ぶ。
・熱性けいれんが始まったら冷静に先に気道の確保をする。
簡単にまとめましたが、自分の子供がけいれん突然けいれんしだしたら誰だって焦ってパニックになってしまいます。
私も息子が1歳になる前に発熱から軽度ですが熱性けいれんを起こしパニックになりました。冷静に時間を確認して・・なんて当時は出来てなかったと思います。
ですがこれはお子さんがいるご家庭、乳幼児がいるご家庭は特に知っていてほしい内容です。
私のようにパニックにならないように最近では子供の様子を動画に残して小児科の先生に見せる親御さんも多いようです!!
「子供が苦しんでいるところを動画なんて・・」と思うパパママもいらっしゃると思いますが、より分かりやすく小児科の先生に診てもらえるし時間も分かるので一つのアイデアだと私は思います。
子供を守れるのは私たち親なので知識だけでもあるのとないのとではかなり違います!
なので病院の先生やネットなど色んなところから知識を蓄え、いざという時に行動できるように準備をしておきましょう。
にほんブログ村
コメント